ココだけ押さえて!魔法の9つのツボ!!!!!

「手のひらのツボ」不調を和らげる9つのポイント

日常の数分間で気軽に試せるセルフケア。
休憩時間や通勤途中に押してスッキリする手のひらのツボをご紹介。

ツボ押しの効果とは

ツボを押すことで神経が刺激され、じんわり血行が促されていくのは体感できることでしょう。
気分を落ち着ける心理的効果も期待できます。

・手のツボの押し方
親指の腹をツボに当てて、力を加えていきます。少し指を動かしてもみほぐしてもOK。
もっと強く刺激を与えたい場合は、ペンの先やツボ押し棒を使ってみてください。
ただし、あまり強く押しすぎず、ほどよい「痛気持ちいい」にとどめておいてくださいね。

・5秒間押したら、ゆっくり放す
一カ所を約5秒間押し続けるのが、ツボ押しの目安です。その後、すぐに指をパッと放さず、
ゆっくりと力をゆるめていきましょう。
呼吸も一緒にリズムを揃えると、よりリラックスできますよ。

・両手のツボを一カ所5回
約5秒間ツボを押して、ゆっくり放す。これを5回ほど繰り返します。片手のツボを押したら、
反対側の同じ位置を押して、両手を刺激しましょう。

すっきりしたい時の重要な9つのツボ

①眠気防止&集中力アップに

「眠気が襲ってきて集中できない」「ダルくて、どうもやる気が出ない」、そんな時には、
中指の爪の付け根の左右を、反対の手の親指と人差し指で挟んで押してみましょう。
その位置の人差し指側に「中衝(ちゅうしょう)」というツボがあります。
眠気を撃退して頭がシャキッとなります。

中衝(ちゅうしょう)

中指の爪の生え際で、人差し指側にあるツボが中衝です。
心臓と密接な関係があるといわれています。血液循環をよくし、安定した心、
眠り、自律神経が得られることなります。
ストレス解消、血行の促進、集中力も得られるようになります。
押しもみ。

風邪のひきはじめや鼻炎の対策に

親指と人差し指の付け根あたり(骨の分かれ目のすぐ上)に「合谷(ごうこく)」という
ツボがあります。
ここは、血行を促進し、自律神経のバランスを整えると伝えられているツボ。鼻づまり、ノドの痛み、頭痛、肌荒れ、またストレスに対しても、ポジティブに働くと言われています。

合谷(ごうこく)

手の甲側、親指と人差し指の付け根のくぼみの骨が交わる手前のくぼみにあるのが合谷です。合谷は万能のツボと言われています。ホルモンバランスを整えて抜け毛を防いだり、月経痛、下痢、肩こり、首のコリ、のどの痛みなどを和らげる鎮痛効果、疲れ目の改善、しつこい便秘、胃弱、むくみにも効果的です。押しもんでいるうちに気持ちが落ち着き平常心に戻れます。また、集中力散漫の予防にもなります。人差し指の骨に向かってやや強めに押しもむ。

③不安やイライラ防止に

握りこぶしを作った時に中指と薬指のちょうど間に位置するのが「労宮(ろうきゅう)」と呼ばれるツボです。ここは、緊張を和らげて気持ちを整えるというツボ。心に疲れを感じたら、深く呼吸をしながら押してみてください。


労宮(ろうきゅう)

手を握った時に中指と薬指先の中間にあります。慢性の疲労に効果的とされているツボです。疲労による不眠や、心が疲れた時、物事に集中できない時、眠気がさす時などや、ストレスや精神的な緊張により味になった自律神経(交感神経)を鎮めるのに有効です。興奮気味になった自律神経(交感神経)を鎮めるのに有効です。押しもみ。

④胃腸への働きかけに

③の「労宮」と手くびの関節の中間あたりに「胃腸点(いちょうてん)」というツボがあります。
「胃腸の調子が良くない」「食欲がない」「二日酔いで気持ちが悪い」といった時のセルフケアには、このツボ押しを。手の厚みがあってツボが見つけにくい場所ですが、グッと押した時に痛気持ちいい刺激を感じるポイントがあります。


胃腸点(いちょうてん)

中指を内側に曲げたとき、指先が接する点から手首に向かった中間地点が、
胃腸点暴飲暴食やストレスなど様々な胃痛、胸やけ、下痢など消化器系の不調時、喉の痛みなどを改善するときに効果的なツボ。食欲抑制にも、効果があります。

⑤目の疲れの癒しに

目の疲れに効くとされているのが「三間(さんかん)」というツボ。人差し指の親指側の側面上にあり、場所は、第三関節の骨の下あたり。パソコンやスマホの画面を長時間見ている人は、このツボを押しながら目を休める時間をこまめに取り入れてください。

三間(さんかん)

人差し指の付け根よりも下、親指側にあります。
疲れ目、眼痛、歯が痛む時、喘息や喉が痛い時、咽喉が腫れている時、手指や手背が腫れている時、神経痛、麻痺、変形性関節症などにも効果的です。
また、冷たいものの食べすぎ、飲みすぎ、寝冷えなどから起こる下痢にも有効です。

⑥背中の痛みや肩こりの解消に

手をギュッと握ると、小指の下の脇にぷくっとシワが集まっている場所がありませんか?
手相の感情線の端あたりです。ここが、肩こり解消に良いというツボ「後谿(こうけい)」。
目、首、肩に効くと言われています。


小指の付け根にあるツボです。手を握ったときにできる
2本目のシワの先端にあります。
指よりもヘアピンや爪楊枝などの道具を使ったほうが
押しやすいかもしれません。

⑦血行促進&冷え性対策に

指と指の間にある水かき部分の根元に、血行を促進して手足の冷えをケアするツボがあります。
親指と人差し指の間は「虎口(ここう)」、人差し指から小指までのそれぞれの間は「指間穴(しかんけつ)」。名称は違いますが、「指の間の4つの根本」と覚えておきましょう。
このツボは、手の甲側を親指で押してください。


指間穴(しかんけつ)

手の甲側の指の股にあるのが指間穴になります。
親指と人差し指の股は虎口ともいわれています。冷え性に効果があります。
押しながら引っ張って離すを、3〜5回ずつ行うと効果的です。


⑧疲労回復に

小指の付け根から手首のほうへと下がっていって手首の関節にぶつかるあたりに、少しくぼんだ
ポイントがあります。そこが、不眠や精神安定に良いとされるツボ「神門(しんもん)」です。
疲れが抜けない時にゆっくり押して、心身を落ち着けましょう。


神門(しんもん)

手首の横ジワの小指側の少しくぼんだところにあるツボが神門です。
ストレス、不安感などによるイライラした気分を鎮めるのに効果的です。
押しもみ。

⑨腰痛&生理痛の緩和に

「腰が重い」「腰が痛む」という時に押したいのが、その名も「腰痛点(ようつうてん)」。
手の甲に2カ所あります。1つは、人差し指と中指の骨の間、もう1つは薬指と小指の骨の間。
手のひらをそらすと甲に骨がうっすら浮かんで見えるのですが、それぞれの指の骨が合わさる
ポイントの少し上に刺激を感じやすいツボがあります。
このツボは、頭痛や耳鳴りにも効果が期待できます。


腰腿点1(ようたいてん1)

手の甲を反らせ、人差し指と中指の筋の間で、甲の1/3ほどにあるツボが
腰腿点1です。突然のぎっくり腰にはここを押しもみすると効果があります。



腰腿点2(ようたいてん2)

手の甲を反らせ、薬指と小指の筋をたどり、甲の1/3ほどで腰腿点1と
並んでいるのが腰腿点2です。
疲労がたまったてしまった腰痛に効くツボです。


タイトルとURLをコピーしました