高すぎ?低すぎ?一体何度が快適なんだろう。
今日の最高気温は25℃です。だんだん暑くなってきた今日この頃。
クーラーをつけなくても過ごしやすいですが、空調が整っていない会社だとクーラーを回して
空気を循環さすのがセオリー。
暑い真夏には、クーラーの温度を20℃に設定して、「うーー寒っ」と言って布団に入るのが
プロのムーヴ。
しかし、会社ではそんな自己中な事はできません。 だって、人によって基礎体温が違うから!
基礎体温とは
恒温動物において、活動による体温変化などの要因を排除し生命維持に必要な最小限のエネルギーしか消費していない安静状態で測定した体温のことです。
基礎体温の計測方法
毎朝同じ時間に測るのが望ましいです。基礎体温は口の中、さらに舌の裏側で測ります。
基礎体温計の先を、舌の裏の中央にあるすじの左か右のくぼみに当てて測り終えるまで
じっとしておきましょう。
また、正確に測るために、機器によって異なる所定の時間を守って計測しましょう。
と、私の基礎体温は一体いくつなのか分かりませんが、一般的に言われる「ふつう~」の体温と
思われます。高くも低くもありません。
しかし、世の中には自分の普通が普通でない普通の体温があるのです。
だから会社のクーラーの温度は重要なのです。
クーラーの快適な温度とは
環境省が推奨する冷房時の室温目安は28℃です(※)。(※)出典:環境省ホームページ
いや暑いでしょう!!
28℃って、むしろそれだったらつけないほうがよくないかっていうような話になってきますね。
難しい事はわからないので、会社でのアンケートを取ってみました。
会社の20-50代男女200人に聞いた快適温度の結果
という結果でした。
やっぱりだいたい25-26℃ぐらいが冷房が入っていて快適に仕事ができる温度である事が
わかりました。
と多くの人がクーラーをかけていて自分のベストな室温とマッチしていないと思っているそうです。私はあまり、寒いと思った事はありませんがクーラーの温度の主導権を握った時は25-26℃ぐらいの快適温度を意識しつつその場にいる人の意見も聞いて快適な温度を見つけようと思います。
温度だけでなくクーラーの使い方にも室温をコントロール
自動運転モードを使う
自動運転モードとはエアコンが室温の状態を察知して、最適な環境になるようにエアコンの風量や
温度を調整するモードです。
2000年代に製造されたエアコンには標準搭載されている機能です。
エアコンの機能は年々進化しており、最新モデルは気温や湿度は勿論のこと、部屋にいる人の
人数まで読み取り、最適な室温になるように運転してくれます。
勿論省エネにも配慮しているので、お手軽に省エネを実現したい場合は自動運転モードに
設定してみてください。特に夜間などは自動運転モードにしておくと、気温が上がる時間帯、
下がる時間帯も快適に過ごすことができます。
風向きを調整する
エアコンは風向きを調整することで、適温に感じやすくなります。冷たい空気は下にたまりやすい
ので、風向きは水平にするのがよいでしょう。上半身も風が当たれば涼しさを感じます。
一方、暖かい空気は上の方にたまるので、下向きに風向きを調節してみてください。
下半身が温まると体全体も早く温まるので、暖房の風は足元に当たった方が効果的です。
風向きだけでは調節が難しい場合、夏は扇風機、冬はサーキュレーターなどで空気の循環を
促しましょう。特に、冬場は天井に向けてサーキュレーターを起動させると暖かい空気が
部屋全体を循環しやすくなります。
風量を上げる
前述したように、暖かい空気は上に、冷たい空気は下にたまりやすいという性質があります。
風量を強めるだけで、同じ温度設定でもより快適に感じられるでしょう。というのも、風量を上げれば空気が循環し、より部屋全体の温度が均一になるからです。嬉しいことに、風量を上げても
電気代はさほど変わらないので、設定温度を変えなくても省エネに繋がります。
「足は寒いけど頭は温かい」「足ばかり冷えて頭は暑い」という場合は、風量を調整してみてください。自動運転にしている場合も風量だけは手動で上げてみましょう。そうすれば、設定温度を
変えなくても室内が快適な状態になります。
裏技的要素もあります!! ↓↓
つけっぱなしにする
エアコンは起動させてから室内を適温にするまでが最も消費電力が大きくなります。
その為、エアコンはこまめに消すより付けっぱなしにしたほうが省エネになることもあります。
室温が適温になったらスイッチをオフにするのではなく、自動運転にしてみましょう。
エアコンによっては省エネモードで運転し続けてくれます。
また、盛夏や厳冬期などは一度適温になってしまえば、つけっぱなしにしておくことで室内温度と
設定温度の開きが少なく省エネになるので、長時間つけているほうがおすすめということもあります。長時間のつけっぱなしはどうしても無理、と思う方は夏ならば夜明け前、冬ならば気温が上がっている頃にスイッチを入れましょう。そうすれば、室温と設定温度の差がより小さくなり、消費電力も
少なくて済みます。
窓に断熱シートを貼る
現在の住宅は断熱性が高くなっていますが、窓やドアは開閉部分なのでどうしても断熱効果は低く
なります。より冷暖房を効かせたい場合は、空気の出入り口である窓に対策をすることが
大切です。
冬は窓に断熱シートを貼りましょう。断熱シートを貼ることで、暖かい空気が窓の隙間を通り、
屋外へ逃げていくのを防ぎます。夏は遮光カーテンやすだれを利用してみてください。
直射日光を防ぐだけで、室内の気温の上昇を抑えることができます。
断熱シートを貼る際、賃貸物件の場合は窓やその周りに傷や跡が残らないように簡単に剥がせる
ものを選びましょう。
室内機のフィルターを綺麗にする
エアコンには「熱交換器」という部品があります。アルミの薄い板を何枚も重ねた部品で、
ここに部屋の空気を取り込み、適温にした後、もう一度室内に放出するのです。
空気を取り込む際は、ゴミや埃も一緒に吸い込みます。その為、熱交換機にホコリを付着させないように、フィルターがあるのです。フィルターにゴミや埃が付くと、空気を適温にする為に余計な電力がかかります。ですから、フィルターは2週間に一度を目安にこまめに掃除しましょう。
また、熱交換器にも埃が付きます。熱交換器そのものの清掃はエアコンクリーニング業者に
依頼すると良いでしょう。
まとめ
皆の意見をうまく纏めて適切温度を見極めましょう!!!