衣・食・住から温める方法
(衣)温める場所を見極める
・3つの首を温める
冷え対策の一つ目は、首・手首・足首の「3つの首」を温めること。
太い動脈が皮膚に近いところにある為、この部分を温める事で決行が良くなります。
室内ではネックウォーマーやアームウォーマーを身に着けて外出時はタートルネックを着たり、
その上からマフラーを巻いて首をしっかり温めましょう ◎
「首」がほっとあたたまる ネックウォーマー
「手首」をやさしくたためる アームウォーマー
「足首」をスマートにあたためる レッグウォーマー
3つの首を温めて、冷え知らずになろう!
なかなか改善しないその冷えも、三首を温めれば改善するかも?
温活のポイントとなる首・手首・足首それぞれには、
たくさんの温めアイテムがあります。
上手に活用して、今年の冬こそ冷え知らずデビューを果たしましょう!
・腹巻をする
身体の中心部には、内臓が集まっています。
お腹を温める事で血が巡り全身が効率よく温まります。
薄手の腹巻ならアウターに響きにくいので、外出時も安心です。
(食)食材選びが実は肝心
冷え性を改善するには、体の外側からだけでなく、食事で体の内側からも改善していきましょう。食べ物は、体を温める「陽性食品」、体を冷やす「陰性食品」に分けられ、それ以外を「中庸食品」とします。
<体を温める食品の例>
野菜類―――――――――ニンジン、カボチャ、玉ネギ、山芋など
肉・魚類――――――――鶏肉、羊肉、鮭、鯖、タラ、ふぐなど
調味料・香辛料―――――味噌、ニンニク、コショウ、シナモンなど
豆類など――――――――小豆、黒豆、納豆など
<体を冷やす食品の例>
野菜・果実類――キュウリ、レタス、トマト、柿、梨、バナナ、メロン、スイカ、パイナップルなど
飲料――――――麦茶、コーヒー、牛乳、豆乳など
調味料など―――酢、植物油など
冷えが気になる場合は、陰性食品を控えめにして、陽性食品を積極的に摂りましょう。
陰性食品を食べるときは、加熱すると◎ 体を温めると言われる生姜なども、意識して取り入れてみましょう。
冷え性さんに◎体が温まるおすすめレシピ集
【鶏もも肉と根菜の煮物】
身体を温めてくれる根菜を使った煮物は、レンコン、ゴボウ、ニンジンなどたっぷり使っているので栄養と彩りのバランスも◎煮込むだけなので意外と簡単。しみじみとした味わいの煮物はいつ食べてもほっとしますね。
【ショウガご飯】
炊飯器に生姜と調味料を加えるだけのお手軽レシピ。生姜をたっぷり入れるので体もポカポカ。あっさりとし
【丸ごと玉ネギのスープ】
陽性食品である玉ネギを丸ごと1個使ったインパクト大のスープ。シンプルな味付けで、やさしい甘みが体に
【サバと根菜のニンニクショウガ漬け揚げ】
血液サラサラ効果が期待できるサバと、陽性食品であるレンコンとゴボウを使ったおかずレシピ。サバにしっかりと下味を付けてから揚げるので、何もつけずにそのままいただけます。油で揚げることで、カラッ&ホクッとした食感も楽しめます。
(住)入浴タイムの最有効化
・身体が温まる「お風呂の入り方」4つのポイント
- おすすめの湯の温度・入浴時間
38度から40度で15分が最適
寒いとついつい熱いお風呂に入りたくなるものですが、冷え性に効くのは「ぬるめのお湯にじっくり」です。
38度から40どくらいのお湯の温度で、15分ほどじっくり浸るのがおすすめ。全身の血行が良くなり、
じんわりと温まっていきます。
熱いお湯に入ると、瞬間的に身体は温まりますが、身体が体温を調節しようと一気に汗をかいてしまい、お風呂を出た後に体温が下がりすぎてしまいます。結局、身体が冷えを感じることになってはもったいないですよね。
入浴時間も長すぎると、のぼせて熱中症のような症状を引き起こすことがあります。額に汗をかいたらお風呂から出るタイミングです。人によってちょうどいい時間は違いますから、まずは短めの時間からトライしていくといいでしょう。 - 半身浴ではなく「全身浴」
半身浴が一時期ブームになって、それ以来、半身浴を続けているという人も多いのではないでしょうか。冷え症の人におすすめなのは、実は「全身浴」。
肩までしっかりとお湯に浸かることで、全身の毛細血管が広がって
血流が良くなります。さらに、身体に水圧がかかると、末端部の手足にたまった血液やリンパを押し戻して血流がよくなるという作用(静水圧作用)が起こります。
半身浴だと、水圧がかかるエリアが減ってしまうので、全身浴がおすすめなのです。 - 身体や髪を洗うときには「足湯」
せっかく湯船で温まっても、身体や髪を洗っているときに洗い場に出ていると足元がどんどん冷えて行ってしまいます。
そんなときは、足湯がおすすめ。
ぬるくなってきたと思ったら、お湯を取り換えて、温かい状態をキープしてみましょう。足先から熱が逃げるのを防げます。 - 自律神経を鍛える「温冷浴」
お湯と水を交互に浴びる「温冷浴」。
血管の収縮を促すことで、血流が良くなり、湯冷めしにくくなるといわれています。
40度のお風呂に2、3分入ったあと、手や足にシャワーで水や30度くらいのぬるめのお湯をかけます。これを4,5回繰り返すと、自律神経を整えることにつながり、身体がしっかりと温度差を感じて反応できるようになります。